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瀬戸内オリーブ基金へ寄付金目録を贈呈

2023年10月23日

NGP日本自動車リサイクル事業協同組合(以下 NGP協同組合)は、NPO法人瀬戸内オリーブ基金(香川県豊島)※1に寄付金目録の贈呈を行いました。

昨年に引き続き5回目となる今回は、NGP協同組合の小林信夫理事長と、サステナブル委員会の伊地知志郎担当理事から、NPO法人瀬戸内オリーブ基金の岩城裕理事長に寄付金目録を直接手渡ししました。

瀬戸内オリーブ基金へ寄付金目録を贈呈1

NGP協同組合 小林信夫理事長(写真左)から
瀬戸内オリーブ基金 岩城裕理事長(写真右)へ寄付金贈呈

瀬戸内オリーブ基金へ寄付金目録を贈呈2

サステナブル委員会 伊地知志郎担当理事(写真左)から
瀬戸内オリーブ基金 岩城裕理事長(写真右)へ寄付金贈呈

瀬戸内オリーブ基金へ寄付金目録を贈呈3

(写真左から)サステナブル委員会 岸本恭秀委員長、伊地知志郎担当理事、
廃棄物対策豊島住民会議 安岐正三事務局長、瀬戸内オリーブ基金 岩城裕理事長、
NGP協同組合 小林信夫理事長

寄付金は、産業廃棄物不法投棄現場にある「豊島のこころ資料館」の補修費用として活用されます。

「豊島のこころ資料館」は、豊島に有害な廃棄物を持ち込んだ(「豊島事件」※2)事業者が現場事務所として使用していた建物をそのまま利用している資料館で、資料館の中には産廃(シュレッダーダスト)の剥ぎ取り壁面が展示されているほか、数十年にわたる豊島事件に関する資料が展示されており、豊島事件を風化させないためにも、非常に重要な場所となっています。
しかし、老朽化が進んでいたことから、本寄付金を活用して今までに外壁の補修、電気配線の引き直し、屋根の補修などをしていただきました。

NGPは今後もオリーブ基金の活動を支援し、豊島の環境保全・再生と「豊島事件」を風化させず後世に伝えるための環境教育に貢献してまいります。

NGPは2019年に宣言を行ったSDGsへの取組み(https://www.ngp.gr.jp/sdgs/)の一環として、毎年「廃車王」※2で引き取った車両の台数に応じた寄付と、「廃車王」全加盟店に設置している募金箱で集めた募金からオリーブ基金に寄付を行っています。さらに、NGPで販売するリユース部品の利用よるCO2削減量※3に応じて同基金に寄付を行っています。

瀬戸内オリーブ基金へ寄付金目録を贈呈4

NGPでは、「豊島事件」の悲劇を二度と繰り返さないために、今後もオリーブ基金の活動を支援し、豊島の環境保全・再生、3Rの大切さを後世に伝える活動を行ってまいります。

※1「NPO法人瀬戸内オリーブ基金」 自動車リサイクル制定の契機ともなった不法投棄事件が起こった香川県豊島の環境保全・再生活動に取り組むNPO法人 (http://www.olive-foundation.org/

※2「豊島事件」 1970年代後半から1990年にかけて、約90万トンの産業廃棄物が香川県豊島に不法投棄された、国内では戦後最大級といわれる不法投棄事件。不法投棄された産業廃棄物の中で、使用済自動車から発生するシュレッダーダストが最も多く、自動車リサイクル法制定のきっかけの1つとなった。

※3「廃車王」 NGP日本自動車リサイクル事業協同組合及び(株)NGPが、一般消費者向けに「どんな車も買取ります」をキャッチコピーに展開する廃車買取りサービス(https://www.haishaou.com/

※4「CO2削減量」 CO2削減量は2013年より、NGPが明治大学、富山県立大学と共同で行っている研究で算出した数値を利用しています。研究の詳細はこちら。(http://www.nepp.jp/

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