トップメッセージ
私たちは自動車リサイクル事業を通して地球環境保全に貢献します。
私たちの地球は資源の枯渇、増加する廃棄物、温暖化問題など深刻な課題を抱えています。
同様に使用済み自動車もリサイクルされないと膨大な廃棄物として大きな社会問題になります。
NGP は全国で排出される使用済み自動車の適正処理を高度化し、その使用済み自動車から有効に活用する「リサイクル部品」を社会に提供して、求められる資源循環型社会構築への使命を果たしていきます。
NGP は「自動車リサイクル部品」を廃棄物の削減とエネルギーの使用抑制、CO2削減など、 子供たちの未来の地球環境に貢献する商品と考え、利用の拡大を推進しています。
環境
私たちはリサイクル部品を市場に流通することによって、省エネルギーと地球環境を維持する社会構築をめざします。
供給
私たちは自動車共存型社会において、質の高いリサイクル部品を安定的に供給していきます。
経済
私たちはユーザーが低廉な料金でご利用できるように、たゆみない経営効率化に努めます。
ご挨拶
国連の気候変動に関する政府間パネル、IPCCが評価報告書を公表し地球温暖化の科学的根拠について示されました。前回の報告書では温暖化の原因が人間の温室効果ガス排出によるものかどうかについて「可能性が極めて高い」との表現でしたが、今回の報告書では「人間の影響が大気、海洋及び陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない」と断言されました。気温上昇のペースも加速しており「2050年ごろに二酸化炭素と他の温暖化ガス排出量を大幅に削減してネットゼロにしない限り、21 世紀中に1.5 度と2 度の両方を超える」と明記されました。
日本を含め先進各国は、2050年カーボンニュートラルを掲げておりますが、中国をはじめとする新興国では目標の共有化がされていません。先進国においては、今回の報告書により計画の見直しが必要かもしれません。
地球温暖化への対策は待ったなしと考えます。世界各地でおきる森林火災や洪水、熱波だけではなく、永久凍土の溶解が進んでおります。永久凍土には大量のメタンガスがあり、溶解が進めば進むほど、地上に放出される懸念もあります。

NGP 日本自動車リサイクル事業協同組合
理事長 小林信夫