トップメッセージ
私たちは自動車リサイクル事業を通して地球環境保全に貢献します。
私たちの地球は資源の枯渇、増加する廃棄物、温暖化問題など深刻な課題を抱えています。
同様に使用済み自動車もリサイクルされないと膨大な廃棄物として大きな社会問題になります。
NGP は全国で排出される使用済み自動車の適正処理を高度化し、その使用済み自動車から有効に活用する「リサイクル部品」を社会に提供して、求められる資源循環型社会構築への使命を果たしていきます。
NGP は「自動車リサイクル部品」を廃棄物の削減とエネルギーの使用抑制、CO2削減など、 子供たちの未来の地球環境に貢献する商品と考え、利用の拡大を推進しています。
環境
私たちはリサイクル部品を市場に流通することによって、省エネルギーと地球環境を維持する社会構築をめざします。
供給
私たちは自動車共存型社会において、質の高いリサイクル部品を安定的に供給していきます。
経済
私たちはユーザーが低廉な料金でご利用できるように、たゆみない経営効率化に努めます。
ご挨拶
気候変動対策における温室効果ガス削減の緊急性は一段と高まっており、昨年イギリス・グラスゴーで開催されたCOP26 では、2030 年までの気温上昇に関する長期目標が「1.5℃」に強化され、世界全体で脱炭素への要請が強まっています。 欧米では数百兆円規模を脱炭素に投じることが決まり、再生可能エネルギー利用促進の流れが加速しており、Apple 社のように、製造パートナー企業に対して、製造に必要な電力を全て再生可能エネルギーにシフトするように求める企業も出始めています。
日本では政府より出された、「2050 年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」をもとに各産業界での取り組みが始まっていますが、欧米に比べて後れを取っています。日本は、水害など地球温暖化による気候危機の影響が極めて大きい国の1つであり、カーボンニュートラルを目指す取組みの重要性は高まるばかりです。 また、地球温暖化対策だけでなく、資源循環型の経済(サーキュラーエコノミー)の実現に向けた取組みも国際的に加速しています。 このように、SDGs が目指す持続可能な社会の実現のためには、全ての企業がカーボンニュートラル・3Rに積極的に取り組むことが求められます。
NGP 日本自動車リサイクル事業協同組合は、自動車リサイクル事業を通じて、持続可能な社会を実現し子どもたちと地球の未来を守るために2019年7 月にSDGs 宣言を行いました。 環境に関わる事業を展開する私たちが、率先してSDGs に取り組むことが非常に重要であるとの認識のもと、事業活動とSDGs を結び付けた「NGP SDGs モデル」のサイクルを回しながら、持続可能な社会の実現に向けた挑戦を続けています。

NGP 日本自動車リサイクル事業協同組合
理事長 小林信夫