1. 背景、課題

　NGP協同組合は以前から、販路拡大を目的に大手ECサイトや大手リサイクル部品販売システムとの連携を行ってきました。しかしながら、商品情報がNGP独自の表示となっており、主に傷や凹みなどの外装の傷情報が非常に分かりづらい状態となっていました。
そのため、誰もが見て分かる状態を実現するためにシステムの改良を行っておりました。

2. 新システムの運用開始後

【Before】（大手EC サイトの画像）
従来のシステムでは傷の情報がNGP 独自の情報のままとなっておりました。傷の見方を示した資料も添付していますが、一見して翻訳するのは難しく、一般ユーザーには買いづらい状況となっておりました。

【After】
新システムによって、NGP 独自の商品情報が、誰にでも分かりやすい表現にシステムが自動的に変換し、どのような傷があるのかが明確になりました。

「業界初」の仕組み

また業界初の取組として、傷の位置を画像に直接システムから登録することができる仕組みを開発し、どの位置に傷があるのかが一目瞭然となり、安心して商品を購入して頂けるようになりました。

3.今後の展望

　英語や中国語等の多言語化にも対応した仕組みであるため、今後はNGP の高品質な自動車リサイクル部品を国内のみにとどまらず、グローバルにも展開していき、日本の自動車リサイクル産業の活性化に貢献していきたいと考えています。