自動車リサイクル事業を全国で展開する NGP日本自動車リサイクル事業協同組合(本部:東京都港区) は、令和7年8月7日から12日にかけて発生した九州全域での記録的な大雨被害を受け、翌8日、「災害対策本部」 を設置しました。
被災地での復旧・生活再建を支援するため、数千台に及ぶ見込みの被災車両の迅速な引き上げ活動を8月12日より開始しています。
損害保険会社の被災車両については、鹿児島、熊本、福岡に構える専用ヤード を活用し、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社と連携して対応を進めます。
特に、NGPが自社開発した「水害車両管理システム」 により、被災車両の依頼状況や回収進捗を保険会社とリアルタイムで共有。これにより、現場からの依頼から回収・搬入までのリードタイムを大幅に短縮し、二次被害の防止や地域の早期復旧に寄与します。
また、車両の引き取り時には、酷暑の中で被災の復旧作業にあたる市民や関係者の労をねぎらうため、ウェットティッシュなどの配布を実施。物理的な支援だけでなく、心のこもった配慮も大切にしています。
NGPはこれまでも全国の加盟事業者ネットワークを活かし、全国各地の災害時において、各エリアの加盟事業者を中心に被災地支援を継続してきました。NGPの災害対策本部長である藤原氏は「今回も一日でも早い復旧支援を行い、地域社会の再建に貢献する」と語っています。
九州全域の大雨被害でNGP協同組合が災害対策本部を設置─損保と連携し迅速対応
2025年8月12日

NGP対策本部