サステナビリティ
NGPは地震や豪雨による洪水や土砂など被害を受けた車両の引き上げ、処理活動などを通して被災地支援を行っています。東日本大震災をはじめ、様々な震災において車両の引き上げ作業はその後の復興の手助けとなります。
NGPでは、今後も積極的に被災地支援活動を行っていきます。
2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震の被害の甚大さに鑑み、義援金被災された皆様の救済及び被災地の復旧に役立てていただくため、日本赤十字社を通じて、令和6年能登半島地震災害義援金(石川県、富山県、新潟県、福井県)として100万円を寄付させていただきました。
令和5年9月8日に台風13号の影響により、千葉県・茨城県・福島県などで線状降水帯が発生し、この3つの地域の住宅浸水被害は床上・床下合わせて約3800棟(※)と、大きな被害をもたらしました。NGPは復興支援対応として、9月13日に千葉県茂原市、茨城県高萩市、福島県いわき市の3ヶ所に対策本部を設置し、9月19日より被災車両の引取作業をスタートしました。
千葉ヤードでは南関東支部の組合員「8社」、茨城ヤードでは北関東支部の組合員「4社」、福島ヤードでは東北地区の組合員「4社」会社がそれぞれ活動して車両の撤去を行いました。残暑の厳しい中で、過酷な状況での活動となりましたが、迅速に対応し、被災地の復興支援を後押しすることができました。
<千葉ヤード>
<茨城ヤード>
<福島ヤード>
※出展:国土交通省ウェブサイト「令和5年台風第13号による被害状況等について(第9報) 」(https://www.mlit.go.jp/common/001705643.pdf)
令和5年7月14~16日にかけての、東北地方での梅雨前線停滞による秋田県内の大雨の水害対応で、秋田市近郊に対策本部を設置し、7月24日より被災車両の引取作業をスタートしました。
東北地区の組合員会社「15社」が活動して車両の撤去を行いました。主に秋田市内が被災。秋田県内の人口の約3割が集中する都市であるため、被災車両も多く、また、真夏の35度を超える気温の中で、過酷な状況での活動となりました。迅速に対応し、被災地の復興支援を後押しすることができました。
令和5年7月10日に発生した線状降水帯による、九州地方北部での記録的な大雨の水害対応で、福岡県うきは市に対策本部を設置し、7月18日より被災車両の引取作業をスタートしました。
九州地区の組合員会社「11社」が活動して車両の撤去を行いました。九州地方では、地理的条件、特殊土壌や地形等と近年の気象条件によって、集中豪雨や大型台風による水害が毎年発生しています。いち早く対応することで、被災地の復興支援を後押しすることができました。
令和5年6月1日に発生し、日本各地に甚大な被害をもたらした台風2号の水害対応で、6月5日水害対策本部を設置。特に被害の大きかった愛知県豊川市にヤードを設置し、被災車両の引上げ活動を開始しました。
東海地区の組合員会社「16社」が、活動しました。今回設置したヤードは、被災したエリアに近く、連絡から引上げまで素早く対応することができ、被災地の復興支援を後押しすることができました。
令和4年9月28日に発生し静岡県内各地に甚大な被害をもたらした台風15号の水害対応で、令和4年10月3日に対策本部を設置。被災車両の引取拠点として、焼津市と浜松市の2カ所に約6000坪のヤードを設置し、被災車両の引取をスタートしました
東海地区、甲信越地区、関東地区、中四国地区の組合員会社「31社」が活動し、住宅密集地での被害が多い影響から、引上げ場所も狭い道が多く、作業は困難を極めましたが、レッカー車等の活躍もあり、被災車両の引上げ、被災地の復興支援を後押ししました。
NGP協同組合では、九州北部地方を中心に大きな被害をもたらした令和3年8月の大雨を受け、令和3年8月16日に対策本部を設置。8月18日に佐賀県武雄市、福岡県筑紫野市にヤードを設置し、被災車両の引き取りをスタートしました。
酷暑の中、新型コロナ感染対策のため、作業者は作業前に必ず抗原検査実施し、マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保など、感染対策に留意しながら活動し、被災車両の引上げを行いました。