2022年5月19日
2022年3月、2019年の活動開始当初より整備作業に取り組んできた「柚の浜」荒廃地の整備後の土地の有効利用としてオリーブの木を植樹しました。
整備前
植樹後
オリーブの木は香川県の県木で、平和の象徴であるとともに、豊島事件の公害調停成立の際の記念樹でもあるオリーブの木を植樹して育てることで、平和の輪を広げ、次の世代へ美しい豊島、地球を残したいとの想いが込められています。
この植樹したオリーブの木を乾燥から守り、土壌を改良するために堆肥と水を撒く作業を行いました。
参加者からは、
「定期的に参加して、このオリーブを収穫できる日が楽しみです。」
といった声が聞かれました。
また、オリーブを植樹して新しいスタートを切った記念に石碑を設置しました。
豊島では、先人から受け継いだ豊かで美しいふるさとを取り戻すという強い思いのもと、25年に渡る公害調停を闘い抜いた歴史があります。NGPもそんな豊島のこころを忘れてはいけない、豊島を元の豊かな島に戻すという強い決意を、この柚の浜のオリーブ植樹場所に託すため、
「忘れない 豊島のこころ 豊かな自然 豊かな島へ」
というメッセージを石碑に刻みました。
【「柚の浜」オリーブ植樹場所】設置した石碑